ならじお屋大黒店 ―2011年6~9月の夢

6/13
そう言えば、今朝は、たまにみる夢を見たなあ。山に登って、そこから壮大なアスレチックみたいな感じのところを降りてくる夢。楽しいとか辛いとかじゃなくて使命感でひたすら降りるのだ。


6/15
なかなかアクロバティックだったけど予定通り、という夢を見た。


6/17
ビル群の中に入ると、昔ボクが建設に関わっていて途中でやめてしまったビルが雨ざらしで突っ立ってた。少し離れたところにある仲間たちが建てたビルはみな健在だった。悔しかったけれども、あの頃のボクには他にやることがたくさんあったんだ。ボクは、自分が関わってた中途半端なビルの解体工事許可のためのサインをした。という夢を見た。


6/28
大規模な防火槽にさまざまな魚が泳いでいるが、金属製の肉食魚が暴れ回っているので、周辺でバーベキューや釣りをしていた子供達を避難させる、という夢を見た。

理由はわからないけど、きょうの夢の風景は前に見た夢とつながっているとわかる。
直線の多い幾何学的な世界で人間も住んでいるが、家族も友人も知り合いもおらず会話がない。
この世界よりだいぶ抽象度がやや高いのかな。


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5/22に、を見た』をテーマ本として、著者の岸浩史さんをゲストにお招きして読書会をやった。
ボクは岸さんみたいに絵を描けるわけじゃないけど、何となく夢を文章にしてみようということで、Twitterでのツイートをまとめてみたよ。



7/6
築地に鮪を仕入れに行き、特上の腹上1番を手に入れる夢をみた。で、飛行機で京都に帰る(無茶な設定だな)んだけど、間に合わない!と焦って起きたら5時台だった。

そういえば、採点しなきゃいけないテストの束を抱えてた。金曜日の算数のテスト。



7/8

平安京サイズの商店街の木製大屋根がボロボロで、一部崩れて危険な状況だったので、立入禁止区域に指定して作業指示してる、という夢をみた。ダイナマイト使って破壊し、パワードスーツ着て撤去作業。


7/9

素因数分解をしまくる、という夢をみた。疲れた。
そのあと、それとバランス取るみたいに、体長50センチほどの小さなイルカに餌をあげる夢をみた。癒された。


7/15

役者の割り振りを間違えたような夢をみた。昔のオッカナイ上司が優しいお客様で、昔のちょっと大変だったお客様が優秀な部下で、戦略コンサルティングのプロジェクトをいい感じで回してた。起きてから思い返すと、なんかかなりコワイ夢だったような気がするんだが…


7/18

昔の友だちから久しぶりの電話。この前のことだけど、と、彼は言う。ボクは、この前のこと、がわからない。詳しく聞くがまったく記憶にない。ボクの記憶が無くなったのか、彼が違うボクに会ったかだな、と考えてる、という夢をみた。

あと、茄子と椎茸と長葱を焼く夢をみたけど、こちらは完全に冷蔵庫の在庫通り。昨日の夜、やや少なめだったから、おなか空いてるのプラス、連休も終わりだから、冷蔵庫の整理しなきゃ、とどこかで思ってたんだろうな。



7/20

重厚な楕円形のテーブルに着いて、10人くらいで話をしている夢をみた。ボクの課題について考えてくれる賢人会議かな。


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ブログなどで夢日記を書いている人は結構いるのかな、と思って調べようと思ったら、いきなり、夢日記は『気が狂う』かというエントリを見つけた。

おっと怖い話じゃないか、と思って読んでみると、なかなか興味深い話だった。現実は現実、夢は夢、として区別すること。はい、ちゃんと区別します。




8/8 

昔解散したバンドの再結成ライブを手伝って盛り上げようとしている。テーマパークかサファリパークみたいなところを、観客が列車で移動しながら観るようになってるライブ。ライブとしてはよいのだが、メンバー間でのわだかまりは消えてなくて、このライブのあとは続きそうにない。という夢をみた。

さっきの夢とつながってた気もするし、つながってなかった気もするが、ずいぶん長い間、外で待たされたけど、そのあと食べたひよこ豆のスープがムチャクチャに旨い!という夢をみた。



8/17

最新型の飛行機(ボーイング787?!)で北九州に飛び、新幹線とは比べものにならない速さの電車で日向あたりまで行くと、卒業した中学校(実際は西宮だが)の校舎にいて、「中学校じゃなくて高校に行かないと」と思ったとき、老犬に話し掛けられる。という夢をみた。


8/20

コンサルティング会社マネジャーのボクは、「自然と共存する」をテーマにした2日間のイベントの運営委員になっていることを昨日知らされ、慌てて会場の同志社大学に向かう、という夢を見た。

もうひとつ見た夢は、電車に乗ってたら、電車が駅じゃないところで止まってドアが開き、一人の高校生が降りていく、というもの。その高校生が非常に特徴的だった。



8/29

柴犬を飼う夢をみた。夢の中で眠りそうになるボクを、眠らせないように犬が邪魔をしてくる夢。雄の子犬だった。


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茂木健一郎さんの朝の連続ツイート、8/14のテーマが「ゆめ」で非常に興味深いものだった。
その一部を転載させていただこう。
夢のストーリーを自分でコントロールできる「明晰夢」という状態がある。明晰夢を見るためのトレーニングでは、昼間、覚醒している時に今自分が見ているのは本当に現実なのか、それとも幻想なのかと、繰り返し自問する。そのようにして、夢と現実の境界を揺るがしていく。
夢から目覚めたあと、その内容を記録する「夢日記」をつけていると、次第に夢の中でも覚醒レベルが上がり、その内容を詳細に把握できるようになってくる。前日の(目覚めていた時の)出来事を翌日日記に書くのも、どこか「夢日記」に似ている。
夢は、無意識への入り口。自分の無意識に注意を払うことで、人はバランスを回復し、何倍にも豊かな人生を送ることができる。意識の光が当たった、覚醒世界だけがすべてなのではない。意識は氷山の一角である。そして、私たちは夢のはじまりも終わりも本当は知らない。



9/5

ツンドラの森の中の遺跡のあるあたりが燃えているという連絡を受け、消防隊を向かわせた。バトーと同じ眼をした老人と、防寒具を着込みながら、旧式の飛行艇で現場に行くことにした、という夢をみた。


9/11

広大なキャンプ場。会う人がみんな不機嫌だ。曇のち大雨になって金のペンが見つからない。牛のお産を手伝う。なかなかの難産、という夢をみた。なにもかもよくないのは、まだ眠いのに目覚ましで起こされた瞬間にみた夢だからじゃないかなあ。そんな気がする。


9/24

一人でリアル巨大迷路に挑戦してクリアできた!という夢をみた。夢のなかの時計は午後6時半くらい。白木の看板にはハッキリと「ならじお屋大黒店」という文字があり、南禅寺派のお寺が経営しているのだった(夢のなかのWikipediaで調べた)。ならじお=奈良塩らしい。

その巨大迷路のことは夢中夢で数日前にみて、調べてみたらあったから行ってみた、ということだった。夢中夢では上本町あたりのはずが、実際は奈良だったという違いはあったものの、夢中夢でみた迷路と同じだった。


そのことを夢のなかで友だちに話し、友だちには「まあ、それくらいなら誤差だよ。いいんじゃない?」と言われた。それにしてもハッキリした夢だった…



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夢を見ているときの自分の感覚とか感情みたいなものって、現実とはちょっと違っている。夢の世界を支配しているとまではいかなくても、夢の重要な構成要素になっていて、記述するとそれが抜け落ちるから、見た夢とはだいぶ違ったものになってしまう。

自分の夢の記述をやや忠実に再生できるのは、その感覚とか感情みたいなものを補完できる自分だけかもしれない。その再生の精度も時間が経つと悪くなるし、何度か再生してるうちに一部書き換わってしまう。



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