CONCERT

この前、とあるご縁でロシア人とミーティングをし、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を聴き、ビーフストロガノフのモツバージョンの「モツストロガノフ」なるものを食す、という一日があった。

そんな状況を知った方から、「そんな"ロシア漬け"な貴殿には、ぜひこの映画を！」と教えてもらったのが"CONCERT"（ http://orchestra.gaga.ne.jp/ ）という映画。

ちょうどクラシックに入門したばかりのボクとしては、「観ない」という選択肢はまったくあるはずもなく、さっそくDVDを手に入れて観てみた。

政治や人種問題という重いテーマがストーリーの底を大きく流れる中に、数多くのコミカルな要素を違和感なく溶け込ませていたり、細かい部分に鋭い風刺を挟んであったり、という映画の作りも興味深かった一方で、ストーリーと映像と共に、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が脳に強烈にプリントされた。

映画を観終わった瞬間、ほとんど反射的にAmazonに行って、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が入ったCDをポチッてしまったよ。

ああ、それにしても、この映画で、ソリストのアンヌ=マリー・ジャケを演じているメラニー・ロランが美しすぎる……