マルタ・アルゲリッチ

ドゥダメルのDVD "Live From Salzburg" のはじめの部分で、ドゥダメル同様若いカピュソン兄弟と共に、女王のような風格のピアニストが登場する。このお方こそが、かの有名なマルタ・アルゲリッチ様(Martha Argerich)であらせられる。

クラシックに疎いボクは、実は彼女のことをまったく知らなかったのだが、Wikipediaの「マルタ・アルゲリッチ」の記事によれば、「演奏スタイル」が、

第一に挙げられるのは、ライヴでも録音でも極度にテンポが速いという事である。しかし、打鍵は極めて正確で、リズム感が抜群であり、かつ豊かな表情を持った演奏が高く評価されている。

とか、チョーカッコイイじゃないですか。また、

レパートリーはバロック音楽から古典派、ロマン派、印象派、現代音楽まで非常に幅広い。

母語であるスペイン語の他に、フランス語、英語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語などを自在に操ることができる。

3度の結婚で3人の娘をもうけたが、いずれも離婚している。子どもたちはみなアルゲリッチが引き取り育てた。

だなんて、やっぱりとんでもなくステキな人のようだ。


で、こんどはYouTubeをチェックするとこれまたいろいろと出てきたので、気になったものをピックアップして載せておこう。それにしても良い年齢の重ね方をしていると思う。

・Martha Argerich - Bach Partita No. 2 - Verbier Festival 2008
http://www.youtube.com/watch?v=7mFDXNODNyc

・Schumann Piano Concerto 1mov
http://www.youtube.com/watch?v=QxGFP52NiAo

・Rachmaninoff Piano Concerto No. 3 - Martha Argerich
http://www.youtube.com/watch?v=XUkSqqwU1LU

・Martha Argerich play Chopin "Polonaise N°6 l'heroique"
http://www.youtube.com/watch?v=KCSEwfqs-VM

・Martha Argerich and Charles Dutoit in 1972
http://www.youtube.com/watch?v=spfw5AcBgh8


CDの方は、まずは "Tchaikovsky & Schumann: Piano Concertos" を手に入れてみたけど、またすぐ何か買うことになると思う。