クラシック事始め


なんとなくクラッシックに少しだけ踏み込んでみようと 『3時間でわかる「クラシック音楽」入門』 という本を読んでみた。

タイトルに「3時間でわかる」とか付いてると、それだけでちょっと敬遠してしまうのだが、これは良い本だと思った。まあ入門者が入門書を評価できるかどうかはアヤシイものだけれども。

で、
「親しみやすいクラシック」の門ではなく、最初から「本物のクラシック」の門から入るべきなのだ。(p.14)
と主張する著者が、「暴論と批判されるのは分かっているが」と前置きした上で、
ドイツの指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラーが1951年7月29日にバイロイト音楽祭で指揮した、ベートーヴェンの交響曲第九番 ― これを中心とする音楽こそが、本物のクラシック音楽である。(p.27)
とまで言い切ってるので、まさにソレを聴いてみようとネットの海を探索すると、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのCDの音質比較 というすごいサイトを発見。

なんだかとんでもない世界なのだなあ、と思いつつも、さっそく、1951年のバイロイト祝祭管のベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」(EMI録音)の比較 でもっとも評価の高い EMI TOGE-11005 (SACDレイヤ) を amazon で購入してみたよ。

さあ、これからどうなることやら。

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